たまごは、まん丸ではなく、いわゆる「たまご型」をしています。
カメや魚のたまごはまん丸ですが、それらは鳥と違って地中や水中にたまごを産みます。それに比べて鳥類は、ヘビなどの他の動物にたまごを取られないように、昔から高い木の上に巣を作りたまごを産んでいました。
たまごは球形に近い形をしていますので高い巣から転がり落ちると大変です。まん丸だとそのまま転がって落ちてしまいますが、たまご型だと転がっても元の位置に戻ってきます。
つまり、転がっても落ちないための形として「たまごの形」(たまご型)になったのではないかと考えられています。